始めてみます - 生活の見栄

4月で24歳になって、それとほぼ同時に一人暮らしを始めました。

もう2019年も半分が終わってしまったが、部屋はちっとも片付かない。

（皆は本当に全てのものを毎日棚にしまえているんですか、と疑いたくなる）

仕事は特に代わり映えもなく、去年働き始めた時に数週間で得た違和感がとれないまま。

残業は月40時間でほぼ固定してきましたが、多いとも言えないが決して少なくないまま、

体調だけが段々悪くなっていて、喉がひたすらに痛い。

選んだ町は気に入っていて、夜に歩くと日本人の少なさと騒がしさにほっとしている自分がいる。

駅前のケバブ屋が本当に美味しくて、よく買ってしまう。店員の方に、ついに顔を覚えられたらしく、「こんな時間に帰ってくるの？」と言われる。買わないと「えー」とも言われる。辛い日と元気な日はルートを変える。

アイロンをかける時間を確保するのは難しいけれど、かけている時間は皺のことだけを考えれば良くて、夜にアイロンをするのが習慣になった。

風呂に入っても時間がある日は、一人が住むには大きめな部屋の壁に映写して、スパイダーマンをプレイしている。鳩探しと環境保護運動と強盗退治をしている内に、朝を迎える日がある。

親からは何かと理由をつけてゲーム機の類を一切買ってもらえなかった為、これの為に親元を離れたのだ！という小さな清々しさがある。

そんな感じで生活に埋もれている中、ある日、知人と喋っていて、部屋干しのコツを聞いた時に、

「ああ、それはいいねぇ、生活の見栄だ」

と堂々と言い間違えをしてしまいました。雰囲気に飲まれ、しばし互いに爆笑した後、

「という名前のブログがあったら笑えるな」

という話題になり、調べて見たら一件もヒットしなかった。

それならば、ということでノリだけで始めました。

生活。見栄張って行きたいものです。

映画と音楽が基本の趣味なので、そういう話が多くなりそうです。

飽き性ではあるが、続けばいいな…。